手書きでメッセージを送る意味

私の学生時代は、とにかく「書いて伝える」が主流でした。
手紙、交換ノート、小説、マンガ・・・いろいろ書いてましたね笑

高校時代、特に今でも謎だなって思っていることがある。
それは、私には絶対見合わない、ちょっと悪そうで、それでいて絶対友人は裏切らないであろう、姉御肌美人女子と交換ノートを高校3年間続けたこと。
彼女とは部活が一緒だったことと、帰り道の駅が隣駅だったということが、きっかけだった。
帰り道が同じなのが彼女しかいなかったから、まずは手紙のやりとりから始まった、と思う。

大人になっても、彼女と何度か会うことがあった。
筆まめであることが共通していたので、「会おう」と言いやすい状態があったかもしれない。
約束をして会うまではいつも緊張するのだが、実際会って彼女と話してみると、フツーに優しくて、それでいて自分をしっかり持っていて、話すことも面白いし、まず美人なのでつい見惚れてしまい、今でも憧れの人だ。

手紙を毎日のように続いていたので、
「手紙じゃすぐ溜まっちゃうから、ノートにしよ」
とノートでのやりとりが始まった。私は彼女のことを色々知れて、密かに嬉しいと思っていた。

普段彼女の周りにはいつもイケてる女子がいて、モテる男子が群がり、輪の中心にいる、学校にいる彼女はそんな印象だ。
もちろん私はその群れの中にはいない。そんな彼女が私とノートをいつも交換してくれた。
これは、本当に私の七不思議と言ってもよい。

それなら数十年。

新しい職場で、イベントがあるたびに、感謝の思いなどを手書きして伝える「ひなたレター」というものがある。
何度もこのアイテムを使ううちに、忘れていたあの頃をふと思い出すことがある。
私も彼女に色々なことをノートで相談していた。そして、彼女も案外私に色々なことを伝えてくれていた。

普段言えないことって結構ある。

大人になってからは、学生時代よりは言葉にできることが増えたが、それでも言葉を選んでしまう自分がいる。
そんな中、文字を書いて伝えるという行為は思わぬこともかけたりする。
デジタルでも良いじゃないか、とも思う、もちろんそれでもいいとは思う。
字を書くことが苦手な人もいる、そんな人にはデジタルがおすすめ。
ただ、私は昔から紙とペンに慣れ親しんできたから、書いて伝えることが好きだから、感謝のメッセージを手書きするということを大切にしている今の職場の考えが結構好きなのだ。

今回このひなたレターがいいものだ、と伝えたいだけだったのに、とても昔の話を思い出すことになった。
今年は毎年来ていた彼女から私の誕生日LINEがなかったので、元気かなとちょっと不安になったこともあったかもしれない。

でも、きっと彼女はいつでも元気。

「もうさー、年齢がほんとヤバいよ」

と毎年LINEしあう「オバチャン会話」も悪くない、と思い出している今日このごろ。
またいつか、彼女に会えることを楽しみにしよう。

この記事を書いた人

ピーキャリおおた

ピースキャリア代表おおたです
千葉県野田市在住
自己分析支援を中心に、就職・転職支援をしています。
マルシェではワンコイン相談、イベントではワークショップを開催してます。
友だちのように気軽に相談できる環境づくりを心がけている、キャリアコンサルタントです。