2021年から「もうやりたくない仕事で会社員にはなりたくない!」と思い、キャリアコンサルタントを資格を生かせそうな未経験の人事や労務の仕事を探しました。でも、なかなか採用には至らず、フリーランスのキャリアコンサルタントとして生きていくことを決意したおおたです。
【フリーランスとしての第一歩】
フリーランスになるぞ!と意気込んだものの、計画はノープラン(笑)。
そんな私に手を差し伸べてくれたのは、前職でお世話になった上司でした。
上司が人材紹介の会社を立ち上げることになり、そのお手伝いを業務委託でさせてもらえることに。
これが、私のフリーランスとしてのスタートです。
そこからさまざまな仕事をいただきながら、何とかここまでやってきました。
※過去の事業内容などは過去ブログをぜひご覧ください。
そのさまざまな仕事のうち、去年、心を動かされる仕事に出会ったのです。
【NPO法人キャリアbaseとの出会い】
私が心を動かされたお仕事は、キャリアbaseと契約を結んだ「校内キャリアサロン」です。
キャリアbaseでは元々ボランティアとして、柏の葉高校の総合探求のサポートをしたり、オリジナルのガイダンスにチャレンジさせてもらったり、とおもしろいことをたくさん経験してきました。
その中で、「校内キャリアサロン」は少し有償の案件となり、初めてキャリアbaseと業務委託の契約を交わして本格的に参画するように。
この事業で私はキャリアコンサルタントとして生徒の相談に乗るのはもちろん、他のキャンパスに行くサポーターさんのフォローも任せてもらえることになったのです。
私がキャリアコンサルタントになりたいと思ったきっかけの一つに、「組織を円滑に回したい」という思いがありました。前職で悩んでいる従業員一人ひとりのキャリアパスや、行き詰まっていることなどを聞いて、従業員が少しでもその悩みが和らぎ一歩前に進めるような、そんな存在になりたかったのです。この「校内キャリアサロン」の仕事は、キャリアコンサルタントとしての若者支援、そして、従業員フォロー、まさに私がやりたかった役割でした。
もしかしたら、私のことをずっと見てくれていた上司の福本さんが、私のそんな思いに気づいてくれたのかもしれません。
【突然の「社員」のお話】
今年も引き続きこの仕事が続くことになり、私も引き続きお世話になることになりました。
そんな時、それは突然やってきたのです。
それが「社員になってくれませんか?」というお話。
キャリアbaseのみなさんは本当に素晴らしくて優秀なので、私は「ちょっとだけお手伝いできればいいや」と思っていました。
ですので、「中の人」になるなんて、夢にも考えていませんでした。
しかし、たまたま卒業する方が多く、その穴を埋めるための人材として、私が浮かんだそうです。本当にありがたいお話です。
【正直、「無理ゲー」なんです】
嬉しい反面、不安も大きかったです。
任された役割は未経験。しかも、アラフィフの私に引き継ぎなんてできるんだろうか…正直、「無理ゲー」です。
最近、毎日引き継ぎを受けているのですが、頭に全然入ってこない!
使ったことのないサイトにもたくさん入らないといけなくて、頭の中がごちゃまぜです!
どうしよう、どうしよう…と、一人で胃が痛くなって、ずっと緊張していて、
「いつ辞めたらいいんだろう…もっと優秀な人に引き継いでもらった方がいいのではないのだろうか…」
そんなことばかり考えてしまいます。
【それでも、やってみたい!】
でも、もし私が今辞めたら、誰にこの仕事を頼むんだろう…?
組織は「なんとかしてくれる」とは思うのですが、「自分が少しでも役に立てるなら」という気持ちもあって、やっぱり「やってみたい!」という思いもあるんです。
実際業務がはじまったらミスを連発して、迷惑をかけてしまうかもしれません。
でも、この団体のみなさんは、きっと私を責めることはなく、「次、頑張って」と言ってくれる人たちの集まりです。
きっと行動した結果については認めてくれる。だから、私は一旦この話を引き受けたんだと思います。
もちろん、ミスを許容するわけではありません。リスクを背負ってやるという覚悟をもって、まずは私も一歩踏み出します。
新しい風が吹くといいな・・・
長くなりましたが、しばらくの間はピースキャリアの仕事は「副業」となりますが、
これからも相談業務や講師業務は続けていきますので、ご連絡はいつでも受け付けております。
引き続き、ピースキャリアをよろしくお願いいたします。
