ピーキャリおおたです。
先週の土曜日に行われたジャパンフェムテック2023にオンラインですが参加しました。
参加といいますか、聴いていたの方が正しいかもしれません。
(日本フェムテック協会 についてはこちらをクリックしてみてください。)
フェムテックを企業全体で考える
お医者様から女性起業家様まで、さまざま方々のお話をお聞きすることができました。
フェムテックはもはや個人だけのお話ではなく、企業でも取り扱うべき項目の一つで、私もこれはもっと勉強しなければならないことだなと話を聴いていて思いました。
というのも、個人的な問題で言えば、生理、PMS、妊娠、産後ケア、不妊、婦人科疾患、更年期、ポスト更年期、など年齢によって、ライフステージによって、もうキーワードはわかっている。そこでどんな辛さや課題があるんだっけ?を学ぶことが個人的な問題です。
では、それを「働く」で考えた場合、その辛さや問題を企業に知っていただくことが必要になります。これが本当に大変なことになります。私でさえ、PMSを経験したことがないので、だるさやメンタル不調などがわからないのです。そんな女性もいるのに、男性が分かるはずもないと感じるのは分からなくもないです。しかし、それをお互いに理解し、多様な働き方を受け入れることをすることが、これからは必要になります。
辛さは周囲に知ってもらうことが大切
独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)で、女性が今、働き方で一番困っていることを調査したところ、残業より、融通の効かない働き方の方が困る、という結果が出たそうです。(資料がなくすみません、セミナーで本日聴いたお話です)
この調査はいろいろはケースで用いられると思いますが、私が思ったのは、やはり一時的に休みたい、今、生理痛の薬がまだ効かないので1時間ほど休憩させてほしい、つわりでトイレから出られないので少し休ませて下さい、などそんなことが女性には多くあるということ。
それは、子育て中もそうです。ちょっと抜けて子供のお迎え行きます、や、病院に連れていきます、などができると本当にありがたい。しかし、そんなちょこちょこ休まれると、周りに支障をきたす、だったり、印象が悪くなったり、代わりの人がいなくて困るから大きな仕事は任せられない、など、ということがまだまだあるということです。
それでは、なにも変わらない。
いつまでたっても、「迷惑かけてごめんなさい」
女性にはこの言葉がいつもつきまとうのです。
そんな風に思わないで。
あなたは悪くない、そのままのあなたでいいのです。
企業様には従業員のパーソナリティやスキルを認めてほしいと思います。
そうなるためには、企業の考えと仕組みが必要で、それはなかなか大変なことなのだと思っています。
そうだとしても、これからは人口オーナス期(引用先はこちら)と言われ、男女がともに働く必要がある。
そのためには多様な働き方を受け入れる度量が経営者には必要になってくると考えます。
フェムテックはこれから大切な指標になると思います。
私も婦人科疾患を抱えています。
これとずっと闘うと思うと辛いですけど、共存しながら働き続けるつもりです。
そして、同じく疾患を抱えている方にも、辛さは我慢せずに、口に出して周囲に知ってもらえるように働きかけられるような支援をしていきたいと考えています。
このサミットはフェムテックを通じて、よりウェルビーイングな社会を目指していることを感じます。まずは自分が勉強し、知識を増やす。そこから、それぞれの思いが初めて生まれてきますので、一緒にどんな社会、生き方を目指したいか話し合っていきましょう!