友達のように寄り添うキャリコンといえば私、ピースキャリアおおたです。
私は今、通信制高校と関わりを持つお仕事をさせていただいています。
こちらはピースキャリアとしてではなく、NPO法人キャリアbaseとしてジョインしています。
今までこのキャリアbaseでミナトリーというボランティアに関わらせてもらい、さまざまな経験をさせていただきました。
高校の探求授業までさせていただき、まさに夢のような時間を作ってくださった場所です。
そんなキャリアbaseが国の助成金事業に採択され、プロジェクトをすることになったことで運営の方に携わるオファーをいただきました。
素直に嬉しかったです。
ただ、助成金事業は期間が決まっているので、限定ジョインです。
ですので、開業からお世話になっている別で委託しているところも引き続き継続しながら、兼務でおこなっています。
今、私が行っているのは校内キャリアサロンのキャリアサポーターとして、サロン希望の学校へ行き、生徒にガイダンスをしたり、お話を聴いたりすることと、校内キャリアサロンの運営として、他の学校に行っているサポーターさんのフォロー、新たな学校の開拓、サロン希望学校へ派遣するサポーターさん探し、そして、サロン希望の学校とサポーターさんとの顔合わせのセッティングなどをしています。
やっていることは少ないのですが、私にとっては初めてのことばかり。
今もまだ、気の利かない対応をしてしまうことも多いです。
そんな私を横目に、上司は常にきめ細やかなメールさばきや心遣い、2児のママとは思えない驚異的な仕事をされています。
分かってはいたのですが、一緒に仕事をしてみると、本当にすごい人だったんだ、と痛感させられる、今日このごろです。
さて、前置きが長くなりましたが、校内キャリアサロンとは一体どのようなものなのでしょうか。
簡単に言えば、『学校の中に相談室を設け、進路について相談できる場所』です。
学校は学校で契約しているスクールカウンセラーさんがたいていは入っています。
この方々も、基本は学校の社員として入っているケースが多いそうです。(そうでないところもたくさんあります)
そのカウンセラーさんもさまざまなことが相談できる場所なのですが、立ち位置の違う部分で関わるのが我らのミッションです。
我々の目的は「高校生が卒業後に進路未決定をなくす」ですので、進学、就職どちらであっても、自分で将来を決める選択をしてもらうご支援をしていきたいと考えています。
通信制高校の中には、先生が本当に日々多忙で、生徒にひとりひとりにしっかり向き合えない時があるとも聞きます。
そうはいえど、学校もまだまだ閉鎖的で「外部のキャリコンを入れて何が変わるの?何ができるの?」と聞かれることもあります。
そんな中で、我々が外部から入ってみると、生徒の中には、最初は第三者的な大人を怪しみながら、でも、逆に何も知らないから話せるかもしれないと思う子もいるな、と感じています。
そのような生徒が決して多いわけではないですし、もしかしたら、先生に話していることと同じことを話しにくる生徒もいるかもしれないのですが、それでも話を聴くことで生徒の気持ちを少しでも整理することができるのであれば、我々の存在価値はあるのではないかと考えます。
ところで、この時期はすでに高校生の就職活動が始まっています。
今は一次選考がおこなわれており、今後は二次選考に向けてのご支援が中心になるかと思います。
また、まだ進学と就職で迷っている生徒、さらには1、2年生で進路に迷いのある生徒などにも対応していきたいと考えています。
校内キャリアサロンは来年の2月までと非常に短い期間となります。
最近は多くのキャリアコンサルタントさんとお話する機会があるのですが、サポーターに関わろうとしてくださるキャリアコンサルタントの方々は経歴もさまざまで、話を聴いているだけで興味深く、楽しいです。
そんなキャリアコンサルタントさんが関わる校内キャリアサロンの詳細ブログはこちらです。
今回は、おおたが関わっているお仕事の内容から、キャリア相談はいつでもどんな人にも必要であることをお伝えしたいと思い、ブログにしています。
たまたま今は高校生向けで関わっていますが、なにかモヤッとすることができた際には、一度棚卸しをすることが必要だと思います。
我慢せずに相談をするようにしましょう。
きっと何かのお役に立てると思います。
私は適宜その方に合う場所へもご案内しますので、安心して相談してください。
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