みなさんの最初の会話で「暑いですね~」のあとはどう続きますか?
「暑いですね、いやになっちゃいます」「そうですよね」
「・・・・で、本題ですが・・・」というようなことで、その最初の会話っていらなくないか?
となることはありませんか?
今回、ピョートルフェリクス・グジバチさんの著書
世界の一流は雑談で何を話しているのか
という本を読んでいて、雑談の大切さを改めて感じたので、今日はブログに起こしてみることにしました。
こちら
ピョートル・ピョートルさんの住んでいたポーランドでは、
「暑いですね~」のあとには
「これだけ暑いと週末は何をしているのですか?」となるそうです。
「週末はサーフィンをやっています」
・・・たちまちその人の情報がたちまち入ってくる
こんな会話が冒頭に繰り広げられるとのこと。
雑談とは自己開示の場であり、情報を取りに行くものでもあるようです。
GOOD&NEWなどを用いている企業も増えているのかも
少し余談ですが、私の娘の学校は日直になると、全員から質問が飛んでくるイベントがあるそうです。
聞かれる方もドキドキだが、質問も自らしないといけないので、
質問を考える方もドキドキのようです。
なかなか質問が考えつかずに先に言われてしまったら、また考え直さないといけないから、それも大変のようで・・・
話は戻りますが、雑談というのはその人のことを知るための会話にすることとも言えそうです。
それはGoogleに言わせるとビジネスチャンスにもなるということですが、
そこまで戦略的に考えなくとも、どうでもいい話をするよりはその人に寄り添った会話をして、
お互いの情報を集めて質問力を高めていくと、会議や議論やセールストークにもいきてくるのではないでしょうか。
私もインスタのストーリーズは天気ネタが多いのですが、これは一方的な声がけになっているのでよしとします。
それでも、できるだけ私自身の話ができるようにストーリーズの内容も変えていく必要があるかもしれません。
そんなことを考えるきっかけとなる本になりました。
ピョートルさんは数年前にとあるポッドキャストでの対談で初めて知りました。
日本語が堪能で、日本の組織のことをとても考えてくれている人だという記憶があったことと、
とても賢いのに優しいイメージがあったことで印象深かったと思います。
雑談は私を含め、日本人にとって苦手な部分かもしれません。
でも、これからの組織内、それだけではなく、友人との会話、そしてあらゆるビジネスシーンでも
引用できるものだと思うので、一度この本を手にとって雑談とはなんなのか、を知っていただけたらと思います。