6/12(水)に高校の探求授業の講師を担当してきました。
2月に初めて講師体験をしてから、まさかまたこのようなことになるとは考えてもいませんでした。https://peacecareer.net/guidance20240208/
これは、キャリアbase倉持さんがご自身の担当している学校さんに営業をかけていただき、「おもしろそうだ」と言ってくださった2校からオファーがあったということでした。
オファーの意味
なぜ、この2校は私のコンテンツを使いたいと思ってくださったのだろうか・・・
私がいつもおこなっているガイダンスは「わくWAKUデパートへようこそ」
自分の興味・価値観を探ろうというコンセプトのガイダンスであり、ワークショップです。
今回やらせていただいた高校では、すでに探求授業については進んでいるところがあるので、私のコンテンツは授業の序章にはぴったりだと言ってくださったようです。
よって、私は生徒自身の興味や価値観を「感じてもらう」ことを意識して取り組みました。
もう1校もおそらく同じような目的があるのだと思います。
今どきの高校生は結構しっかりしている。とはいえ、まだ10代。
夢も希望もよく分からないまま過ごしている生徒も多いのではないでしょうか。
よって、今回もたくさんのことを考えてもらえるようにワークをたくさんつくりました。
そして、「書いてもらう」ことを意識してコンテンツを作り込んでいったのです。
それは、頭におもいえがいていることをまず出す、これが大事だと思うからです。
大人の私だって、頭でもやもやしていることがたくさんある。学生なんてもっとあるでしょう。
友だちとワイワイしていることも、すぐどこかに抜けてしまう。
これを紙に書いて可視化することが大事だと私は実感しているのです。
前回と異なっていたのは場所への緊張感と若干の慣れ
当日を迎えるにあたり、それはもう、またも何度も何度も練習を重ねました(前のブログ参照)
内容を覚えるくらいに練習を重ね、当日を迎えました。
マイクを手に取ったら、比較的スラスラ進めることができて自分でも驚きです。
ただ、体育館で進める探求授業は初めてで、やはり圧倒的な人数の多さや熱気、緊張感をひしひしと感じました。
そして、実際考えてもらう時間や、生徒たちのシェアタイム等々、なかなか思うように進んでいないような気がして少し不安も。
「これでよかったのかな・・・・」
でもそれは取り越し苦労だったのか、生徒が真剣に考えるところも見られ、ワイワイはしながらも、授業に参加してくれたようです。
私は少しだけ、緊張で頭が真っ白になった瞬間もありましたが、それでも、大体はやりきれました。
生徒も暑かった中で、本当に頑張ってくれたと思います。
なんとか全体で発表してくれた子も現れ、ワークも埋まっているように感じましたので、なんとかホッ。
放送委員の生徒も「楽しかったです!!」と言ってくれて非常に胸が熱くなったのでした。
課題が残った体育館での授業
しかし、今回は、少しなにか足りないような気がしていました。
それは、最後の先生方とスタッフと振り返りをさせていただいた時に、先生がおっしゃってくださったひとこと。
「少し駆け足でしたねー、あと、もう少し、スモールステップでのシンキングタイムがよかったかもしれません!」
そう、少しシェアタイムに間延びがあったことが、今回の私のモヤモヤのひとつだったな、と感じたのです。
そして、もうひとつ、大きな私の思い込みを気付かされました。
それは、キャリアbase倉持さんからのお言葉です。
「役割分担をマイナスにとらえているように感じました」
今回、シェアタイムの際に、司会とタイムキーパーを決めたのですが、私はそれに対して、じゃんけんで買った人、負けた人で決めてねなど、強く押し出すことで、役割に対するマイナスイメージを生徒に与えてしまっていたのです。
これは私自身気づいていない観点でした。
しまった、と。
私は過去にポジティブリフレーミングについて発信をしています(インスタ参照)。
なのに、私がネガティブな印象を生徒に与えている。
これはよくない。
キャリコンとして、あってはならないことです。
今回、なんとなく納得できない部分があったのはここにあったと思います。
要因は生徒とのコミュニケーションの仕方を深く考えられなかったことと、自分本位なリハ内容だったこと。
前回の授業は教室で行いました。
なので、比較的生徒全員を見ることができました。
しかし、今回は体育館でした。
全員は当然見えない、そこに緊張感や焦りがあったのかもしれない。
でも、今回も体育館実施は初めての経験なので、こうして反省点やあらたな気付きは経験してみないとわからないのです。
反省は次回に生かし、いつでも全力でやらせていただきます。
今回は、ご指摘も多かったけれど、私としてはやりきれたので、失敗だったとは思いません。
生徒に刺さった部分も見られましたし、私もこのコンテンツには自信を持って取り組んでいます。
ただ、経験不足が課題を生んだと考えています。
次回は、第三者にリハを客観視してもらったり、生徒の立場になって役割分担を考えたりすることを強化していこうと思います。
おわりに
私はこのように、「WAKUワクデパートへようこそ」という高校生の探求授業を担当することができます。
生徒に興味や価値観を感じてもらうガイダンスをしてほしい学校さんがございましたら、一度お問い合わせください。
お伺いして、ガイダンス・ワークショップのご説明をさせてほしいです。
そして、生徒と一緒に楽しくミライを考えましょう!!
SNSも各種ございます。主に、インスタとこのブログで発信しています。
チェックしていただき、ご興味ありましたら、インスタからでもコンタクトいただけますと幸いです。
ブログからであれば、お問い合わせから入ってご連絡いただけたら幸いです。
本当に最後ですが、私は今回も生徒に「心地いいもの、コト」を探すように促しました。
心理用語でコーピングなどとも言いますが、ひとりでできる楽しいことはいくつあってもいいと思うので、私のワークショップをすることで「逃げ道」を見つけて使ってほしいです。
しかし、逃げ道に逃げっぱなしはNGです!
そこで心のコントロール、例えば、
「つらいことだったような気がするけど、本を読んだら大したことじゃないような気がしてきた」
というように、好きを意識することで、逃げ道へのヒントも生まれるかもしれません。
ぜひ、真剣に考えてくださったら嬉しいです。